【エクストラ・スタウト】
少しパンチのあるビールが好きな人におすすめです。

「コーヒーの様な味わいがありながら、黒ビール独特の嫌な苦味を感じさせないフルーティーな味」

モルトをしっかりと焼いた後、1，2週間の自然発酵。この工程があるからこそ、他のスタウトと比べ苦味がやさしく、まろやかで飲みやすい。決して薄いわけでは無く、フルーツとチョコのフレーバー、ブラックモルトのフルボディの黒ビールのコクと香りを残しつつ、重過ぎずのど越しも良くさっぱりとしているのが特徴です。

シャンパンと同じ瓶内二次発酵なのでビールの泡が細かいのも嬉しいポイントです。
瓶底に残っている澱は旨味成分が凝縮したものなので、開ける前に瓶をやさしくコロコロと少し転がしてあげると、澱が全体に混ざってより深い味わいになります。これはクーパーズを飲む前の儀式の様なものなので、ぜひ皆様も実践して欲しいのです。

【おすすめの飲み】
もちろんそのまま飲むのも美味しいのですが、実はほかのビールとブレンドして飲んでも美味しいのです。特に、クーパーズ赤ラベルのスパークリングエールと、ハーフ＆ハーフでブレンドすると絶品です。ぜひ、お試しください。
また、ジンジャーエールで割っても美味。オレンジと併せると「ビター・オレンジ」。シャンパン（スパークリングワイン）とのハーフ＆ハーフは「ブラックベルベット」と呼ばれる超大人のカクテルです。

【お料理との組み合わせ】
どちらかというと肉料理に合います。焼き物、揚げ物にピッタリです。燻製に特におすすめ。
でも、実はチーズケーキにすごくよく合うのです。食後にゆっくりとじっくりと楽しむのが良き。

【美味しいと感じる温度帯は？】
ビールは何でもかんでも冷やせばよいというものではないのです。
ローストしたモルトの深い香りや甘み・旨味が特徴のスタウトは、常温にしばらく置いてから飲んだ方がアロマが引き立ちます。飲み頃の温度の目安は、12～15度ぐらい。
グラスは「スタウト」というくびれのあるものがおすすめ。くびれの部分で対流が起こり、くびれの無いグラスよりも、泡の「立ち」と「きめ細かさ」が違います。飲んでみると黒ビール特有のコクや苦味以上に焼いた麦の香ばしさが感じられて、うまーい‼グラスにこだわるのも良き、です。

【実はスクリューキャップ】
王冠がスクリュータイプになっていますので、栓抜きが必要ありません。
タオルのようなものを当てて、キュッとひねってあげると比較的に簡単に開栓できます。
（※素手で開栓しようとすると怪我の恐れがありますので、必ず何か布のようなものを当てて開栓してください。）

【クーパーズ】

クーパーズは、南オーストラリア州の州都アデレードにて生産されているクラフト・ビールです。

クーパーズ社はフォーエックス、ＶＢに次ぐオーストラリアでの国内ビールシェア第３位のビールメーカーで、１８６２年の創業から続く独自の製法でつくられた副原料や添加物を一切使用しない、麦芽とホップのみでつくられたプレミアムビールを生産しています。

オーストラリア国内で生産された麦芽とホップを使用し、代々変わらぬレシピで造り続けられている、オーストラリアの誇り！といわれているビールです。

瓶内二次発酵というシャンパンと同じ製法で造られ、時間と手間をかけ、瓶の中に残ったビール酵母独特のコクや、副原料や添加物を使用しない旨味が他のビールとは全く違う、クーパーズ独特の味となって多くのファンに愛されています！！

【歴史】
クーパーズの原点は、1862年にトーマス・クーパーが家族の古いレシピを使って醸造したのが始まりでした。もともと彼は病気だった妻のために強壮薬を作るつもりだったようですが、出来上がったビールは風味豊かで友人や隣人に好評だったそうです。
彼の作る自然な味わいのエールビールの需要は植民地だった南オーストラリア全体で高まり、やがて彼の醸造家への情熱に火をつけました。

トーマスは亡くなる前に4人の息子に醸造所を譲り、6世代160年に以上にわたってその誇りと伝統が続いています。
彼の原点ともいえるレシピは今なお使われており、歴代のクーパー達は改良を重ねてきました。
伝統的なクーパーの醸造方法と最先端技術が融合し安定した品質と風味をお届けしています。